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F.LLI Giacometti
イタリア北部、ドロミテ、アルプスを眺めるVENETO(ベネト)地方に唯一残る職人メーカーの自社ブランドであるフラテッリ ジャコメッティ。 ブランド名はファミリーネームであるジャコメッティ兄弟。フラテッリ(F.LLI;Fratelli)は英語でBrotherにあたる兄弟の意。1890年代、祖父の時代の家内作業から続いてきた靴作りは父から子へと伝承され、現在社長業及び靴の品質管理を担当する兄Luigino Giacomettiと、紙型や木型等の技術と縫製を担当する弟Roberto Giacomettiを中心に高い技術者達によって丁寧に作られている。 -
F.LLI Giacometti
木型:Luigino 製法:TUBOLARE 甲革:COCCO
軽量かつソフトな履き心地が特徴のTUBOLARE製法。F.LLI Giacomettiではハンドで釣り込み手縫いされる為、モカ下にギャザーが寄らない仕上がり。マットなワニ革ローファーはさりげなく洒落て履いて欲しい1足です。 -
F.LLI Giacometti
木型:Diego 製法:BLAKE 甲革:BETIS / ILCEA
70年代に流行したINFILATO(刺しメッシュ)を用いた上にF.LLI GiacomettiらしいColorato(製品染め)を施したスリップオン。甲革とは異なった色の革を刺した後に脱色→染色を施した、非常に手間の掛かったアッパーが特徴。 -
F.LLI Giacometti
木型:Luigino 製法:GUARDOLO A MANO (Hand sewn goodyear welted).
甲革:TEJUS
社長の名前を冠した9年間継続している木型を採用したローファー。足入れにも定評が高くF.LLI Giacomettiの顔ともいえるスタイルを透明感が美しいイグアナの腹面の革を用いて作られている。足入れを良くする為、鞣す際にニスを配合しているライニング革との相性の良いスタイル。 -
F.LLI Giacometti
木型:Massimo 製法:GUARDOLO A MANO (Hand sewn goodyear welted)
甲革:VACCHETTA CULATTA CAVALLO(馬臀部) / GUIDI
極厚に仕上げたGUIDI社らしい味わいある表情の馬臀部革を使用。ベジタブルタンニングならではの透明感と、馬臀部革のギン面を用いたスポーティな表情がカジュアルに履けるローファーに仕上がっている。Sfoderato(アンライニング)仕立て。 -
F.LLI Giacometti
木型:Giorgio 製法:GUARDOLO A MANO (Hand sewn goodyear welted).
甲革:BETIS / ILCEA
50’sの強いアメリカを彷彿させる“ローフックベネチアンヴァンプ”と呼ばれるスタイル。
春夏らしいコンビネーションの靴も手作業の多いF.LLI Giacomettiが手掛けると重厚に仕上がります。
シンプルなデザインではあるが、木型を入れた状態の甲革を丁寧に手作業で掬い縫いされたモカが力強くも美しい -
F.LLI Giacometti
木型:Sandalo 製法:BLAKE 甲革:COCCODRILLO
Double Monk StrapのクラシックなディテールのオープントゥサンダルはFiLLI Giacomettiらしいバランスに仕上がっている。素足で履くのも良いが、いくつかのメゾンのランウェイで見られるような靴下とのコーディネートもお勧めしたい。 -
Marmolada
/ F.LLI Giacometti木型:Marmolada 製法:NORVEGESE 甲革:STRUZZO
カーフより2~3倍は丈夫と言われるオーストリッチ。雨染みにもなり辛く軽い為、タウンユースの山靴として適した革の一つ。様々なスタイルにコーディネートしても意外に合うことに気付かされる。特徴の有る表面は、いつの時代もクラシカルな表情とモダンさが共存しているため愛好者が多い素材。 -
F.LLI Giacometti
木型:Massimo 製法:TIROLESE MACCHIA/GUARDORO A MANO
甲革:ELEFANTE
NORVEGESE製法とは兄弟のように似て異なる構造のTIROLESE製法に、もう一段出し縫いを掛けて大きく張り出したコバのスタイル。90年代に流行ったイタリアンスタイルを黒い象革と黒いコバに黒ステッチがモダンに昇華している。製法のMACCHIAの呼び名はこの製法が縫える職人が溺愛している犬の名前から職人が命名。 -
F.LLI Giacometti
木型:Alberto 製法:GUARDOLO A MANO (Hand sewn goodyear welted).
甲革:PETIT ZEBU / DEGERMANN
2013春夏のファッションでは欠く事の出来ない色の“白”をスコッチグレインレザーで提案。F.LLI Giacomettiらしい太い糸と細い糸を組み合わせたステッチワークで構成されたT-STRAP SHOES。白い革も型押しを選択することでクラシック且つ今年らしい。 -
F.LLI Giacometti
木型:FAUSTO 製法:BLAKE 甲革:TEJUS
2007年に発表して以来、春夏の代表するモデルとなったグルカサンダル。快適な履き心地と汎用性の高いスタイリングと共に、エキゾチックレザーを嫌みなく取り入れられるのも魅力の一つ。元々はアラビアマーケットに向けて高級靴を手掛けていた為にエキゾチックレザーを扱い慣れた職人達ならではの手が成せる仕上がりです。 -
Renato Pagnanini
ブランド名になっているRenato Pagnanini氏は、イタリアを代表する靴の一大産地であるCivitanova Marcheに生まれ育ち、靴の製作一筋にTubolare製法(On the lastで縫われる袋縫い)を得意とする大きな工場で修行を積んできたベテランの靴職人です。現在もイギリスを代表する靴ブランドやスイスの靴ブランド、イタリアのメゾンの靴を手掛ける親族中心の小さな工場で、テクニックの責任者として現場で働いてます。様々な靴ブランドの生産を手掛ける傍らで、得意とするTubolare製法で自らの名前を冠した靴Renato Pagnaniniは作られています。 -
Renato Pagnanini
製法:TUBOLARE
金型を使って裁断されるTubolare製法の靴は、縫い合わされるモカの下にギャザーが入り、味わい有る表情になります。ソフトな履き心地は中底を使用しないTubolare製法の大きな特徴。クラシックなデザインの中に、適度なボリュームと長さを持たせ細く見せる木型と紙型に熟練した職人の高い技術が覗えます。 -
Renato Pagnanini
製法:TUBOLARE
レディースに向けて、メンズと同じ革と製法を用いて本格的に作られている。TUBOLARE製法特有のソフトな履き心地がメンズ仕立ての靴としては柔らかい履き心地に仕上がっているために女性でも履きやすい。英国高級レディース靴ブランドの定番になっているドライビングシューズをも手掛ける職人らしくカッチリそしてイタリア製らしく仕上がっています。 -
Renato Pagnanini
製法:TUBOLARE
Hair Calfのアッパーに大振りなCalfタッセルのコンビネーションがレディースらしいバランスのタッセルスリップオン。深いニュートラルカラーのコバ仕上げが軽快に春夏に向けたイタリア製らしい。積上げ仕様の本底ヒールは通常のクラシックよりやや高めの設計で1枚多く積み上げられている。 -
FINSK
Designer:Julia Lundsten
LONDONを拠点として活動するシューズデザイナー。子供の頃から靴が好きで自らの靴を分解して独学で研究していたがRoyal College of Artにて本格的に靴を学ぶ。Julia Lundsten の母国である「FINLANDの」と言う意を込めてFINSK と名づけられた。 -
FINSK
2013SS コレクションテーマはRigatta。絶妙なシンプルさを保ちながらも非常にグラフィカルで建築的なデザインに仕上がっている。デザイナーの母国フィンランドの島々に群がるヨットの色や形からインスピレーションを受け、爽やかな夏の日の感覚を靴のデザインに落とし込みました。 -
FINSK
ねじれたレザーテープや、独特な形にカットアウトされたヒールのディテールなど、今回のコレクションでもFINSKの持ち味であるシャープでクリーン、かつ建築的な要素を感じ取れるモデル。マッシュルーム色のオーガニックカラーにイエローのハイライトがバランス良くお互いの色味を強調させている。 -
FINSK
メタリックラメを施したKID (ヤギ革)に繊細なリボンレースとシャープな形のウェッジヒールが絶妙なコントラストのポインテッドトゥパンプス。帆船の手の込んだ仕事の部品をイメージさせるディテールのヒールが美しい。 -
Lorettina
FIRENZE近郊(トスカーナ州)の工場にて生産、素材や職人までイタリア製に拘って作られている。熟練モデリストによるクラシックなパターンと、トスカーナ州らしいカッチリとした仕立ての共存が映えたコンビネーション素材モデル。グラマラスなデザインながら華奢なウェッジヒールが女らしさを強調しています。