• F.LLI Giacometti

    イタリア北部、ドロミテ、アルプスを眺めるVENETO(ベネト)地方に唯一残る職人メーカーの自社ブランドであるフラテッリ ジャコメッティ。 ブランド名はファミリーネームであるジャコメッティ兄弟。フラテッリ(F.LLI;Fratelli)は英語でBrotherにあたる兄弟の意。1890年代、祖父の時代の家内作業から続いてきた靴作りは父から子へと伝承され、現在社長業及び靴の品質管理を担当する兄Luigino Giacomettiと、紙型や木型等の技術と組み立てを担当する弟Roberto Giacomettiを中心に高い技術者達によって手作りで生産されている。
  • F.LLI Giacometti
    / Donna

    製法:BLAKE(Mckay process) 甲革:VITELLO CHATEAUBRIAND
    シンプルなデザインながら繊細な縫製と贅沢な革の使い方が美しいHorse Riding Boots. 筒部分は1枚の革を立体に仕上げ、原皮から選定を重ねて作られたカーフは美しい肌理と張り、ソフトさを合わせ持っています。切り返しが少ないブーツはカーフなのにミドルサイズの原皮を選定するところから始められています。
  • F.LLI Giacometti
    / Donna

    製法:BLAKE(Mckay process) 甲革:VITELLO CHATEAUBRIAND
    モデリストCorradoの独創的なアイデアが生んだ、縫製技術を活かしたシンプルかつ繊細なブーツ。繊細な縫製ラインはタコ糸を用い、その脇をミシンで追う事で見えない位置を縫う事を可能としました。筒部は接ぎの無い1枚革を贅沢に使用して筒木型を用い立体に仕上げています。
  • F.LLI Giacometti

    木型:Massimo 製法:GUARDOLO A MANO (Hand sewn goodyear welted) 
    甲革:CORDOVAN SCOLORATO
    8年前のモデルがF.LLI Giacomettiが開発した陰影のあるCORDOVANで復活。長くウィンドーに飾られた靴のような表情を目指して、植物タンニンで鞣された1.6mmの厚さのCORDOVANに製品で濃淡を付けています。上から見た時に足を細く見せる工夫がなされた紙型がF.LLI Giacomettiらしいモデル。
  • F.LLI Giacometti

    木型:Laula 製法:TIROLESE MACCHIA / GUARDORO A MANO 甲革:SCOZIA
    TIROLESE製法はGOODYEAR製法のように吊り込まれ、後にL型Weltを側面から手縫いします。Weltに4mmの高さを必要とするため、コバの迫力とは裏腹に靴全体が薄く貧弱に見えがちですが、新木型LauraはFOOTBEDを用いることでボリュームのある仕上りと履き心地の良さを向上させています。3段コバのTIROLESE製法に使われるMACCHIA(マッキア)の呼び名は、この製法が縫える老職人の愛犬名が由来。
  • F.LLI Giacometti

    木型:94C/16 製法:GUARDOLO A MANO (Hand sewn goodyear welted). 
    甲革:VITTELLO CHATEAUBRIAND
    ミニマムなデザインのJodhpurs Bootsは甲の曲取りや繊細な縫製、切り口から覗くカンガルー革テープの張りと艶が高い技術と細かく丁寧な仕事を施しています。また、肌理の細かい張りとソフトさを合わせ持つ甲革は原皮の良さが際立ちます。古き良きイタリアの職人の美的感覚と高い技術が垣間見られる1足。
  • F.LLI Giacometti

    木型:Giordano 製法:GUARDOLO A MANO (Hand sewn goodyear welted). 
    甲革:VIT. ANILOU x SPRINGBOK
    SPRINGBOKのファーをエプロン部にあしらったU-Tip。SPRINGBOKの独特な毛の流れやボリュームとバランスをとる為に、Vibramソールの厚さ、踵まで一周ウェルトを回してヒールを大きくするなど甲に負けないボリュームに仕上げています。
  • Marmolada
    / F.LLI Giacometti

    木型:Marmolada 製法:NORVEGESE 
    甲革:VITELLO COLORATO col. NOCE / ROSSO x NERO
    F.LLI Giacometti の山靴スタイルラインMarmoradaを代表するトレッキングシューズスタイル。 その中でも代表的なColorato仕上げの2013年新色です。ベースの革にNOCE(クルミ)色を使用しているため、従来になくROSSO(赤)味の強い明るい発色が特長。お手入れにはマホガニー色と黒色の靴ワックスの併用がお勧めです。
  • Marmolada
    / F.LLI Giacometti
    / Donna

    木型:Marmolada 製法:NORVEGESE
    甲革:VIT.TAMPONATO / RENNA
    筒部分にトナカイの毛皮とGuidi社のVacchettaを用いたPecos Boots。トナカイの毛皮の特徴はとにかく毛が多くボリューミィ。動物が持つ革本来の表情を活かした鞣しに定評のあるGuidi 社の、透明感のある牛革と毛皮の相性に自然の温もりが伝わります。
  • COURTLEY & SONS

    世界のセレブやファッション関係者達を魅了して来たフランスを代表するレディス靴ブランドからメンズラインを発表して以来、生産のみならずパターン等のテクニックをも手掛けてきた工場の社長の兄Giancarloと、弟Aldoが新たにデザイナーを迎えて2013FWより始めた新プロジェクト。イタリアらしい仕立てと素材使い、現代のスタイルに合う靴を目指します。
  • COURTLEY & SONS

    製法:BLAKE RAPID
    ダービーに加えたZIPがアクセントになっている。イタリアらしいソフトなスパッツォラート(ソフトガラス)col.BLACKと英国C.F.Sted社独特の毛足の短いスウェードcol.NAVYがZIPの金属を嫌みに感じさせないコンビネーション。カッチリとした仕立てが誇張されたコバをデザインとして昇華させています。
  • COURTLEY & SONS

    製法:BLAKE RAPID
    6穴ダービーのハト目の外にもう一列加えたハト目がアッパーのアクセント。甲革に使用したドイツのタンナー/ DEGERMANNのキャビアスコッチのサーフェィスと、大きく張り出したコバの白いステッチが見栄えを引き締めています。張り出したコバより小さいウェッジソールのバランスは新鮮に見えると共に、デザイナーと職人達のレベルの高さを感じさせます。
  • Renato Pagnanini

    ブランド名になっているRenato Pagnanini氏は、イタリアを代表する靴の一大産地であるCivitanova Marcheに生まれ育ち、靴の製作一筋にTubolare製法(On the lastで縫われる袋縫い)を得意とする大きな工場で修行を積んできたベテランの靴職人です。現在もイギリスを代表する靴ブランドやスイスの靴ブランド、イタリアのメゾンの靴を手掛ける親族中心の小さな工場で、テクニックの責任者として現場で働いています。様々な靴ブランドの生産を手掛ける傍らで、得意とするTubolare製法で自らの名前を冠した靴Renato Pagnaniniは作られています。
  • Renato Pagnanini

    製法:TUBOLARE
    金型を使って裁断されるTubolare製法の靴は、手縫いで縫い合わされるモカの下にギャザーが入り、味わい有る表情になります。 ソフトな履き心地は中底を使用しないTubolare製法の大きな特徴。本底にVibramソールを採用して、よりカジュアルなスタイルにすると共にマッケイの糸を本底まで掛けてTubolare製法の良さを残した仕立てにしています。
  • Renato Pagnanini

    製法:TUBOLARE
    メンズと同じ革、製法を用いて本格的に作られている。メンズ仕立ての中では柔らかい履き心地が特長のTUBOLARE製法は女性にもお勧めです。英国高級レディス靴ブランドにおいて定番になっているローファーを手掛ける工場で作られている為、カッチリそしてイタリア製らしくソフトに仕上がっています。
  • Renato Pagnanini

    製法:TUBOLARE
    足を包むように作られたタッセルスリップオンのライニングに本革ムートンを用いました。また、イタリア製のVibramソールを使用して縫い付けることで柔らかさを損なわないようにしています。甲革はレパード柄をプリントしたヤギ革のスウェードです。
  • FINSK

    Designer:Julia Lundsten
    LONDONを拠点として活動するシューズデザイナー。子供の頃から靴が好きで自らの靴を分解して独学で研究していたがRoyal College of Artにて本格的に靴を学ぶ。Julia Lundsten の母国である「FINLANDの」と言う意を込めてFINSK と名づけられました。
  • FINSK

    内外のアンシンメトリーなカッティングがグラフィカルなデザインを際立たせている1足。 黒の艶の有る黒い革とムラ感の有る茶色い革、黒いスウェードのコンビネーションがサイドの空きと合わせてバランス良く、洗練されている。 建築家の父、インテリアデザイナーの母の許で育った為に靴を椅子に例えるJuliaらしいスタイル。
  • FINSK

    グラフィカルレーザーカットを施した甲革とFINSKのブランドコンセプトの一つ、母国フィンランドの特産品の家具を彷彿させる硬木材を用いたヒールは、シンプルなプレーンパンプスにマテリアルが持つ自然美とアヴァンギャルド且つユニークなスタイルが共存しています。
  • Lorettina

    有名靴ブランドやメゾンの靴を手掛けるFIRENZE近郊(トスカーナ州)の工場にて生産、素材や職人までイタリア製に拘って作られています。 熟練モデリストによるクラシックなパターンと、トスカーナ州らしいカッチリとした仕立ての共存が映え、履く人の個性が生かせるシンプルなデザインが特徴です。捨て寸の短いポインテットトゥと直線的なウェッジヒールの組み合わせ。エレガントなスタイルの中にもモードを感じさせるモデル。